25日目 息子とプロレス見られる幸せ
G1クライマックス、絶賛開催中ですな。
もう25年もプロレス見てるから各選手に思い入れがあるし、変な話プロレスという競技そのものを箱推ししてるような状態なんだけど…
そんな中でも僕が今年一番注目してるのが後藤洋央紀だったりする。
・2002年に入門。肩の怪我もありデビューまで1年以上かかる
・2007年にIWGPヘビー級に初挑戦。敗れはしたが「棚橋の次のエースは後藤」と言われ始める
・2008年にG1優勝、NJCトーナメント連覇など数々の実績を残すが、団体最高峰のIWGPヘビーだけは何回挑戦しても手が届かない
・そのうちに後輩であるオカダ、内藤らがIWGPを戴冠。いつのまにかポスト棚橋など競争にも混ざれないくらい、後輩たちに差をつけられる
・葛藤の末、それまで価値の低かった6人タッグタイトル戦線に参戦。団体のおまけ同然だった「NEVER6人タッグ王座」の価値を他のタイトル同等に引き上げる事に貢献
・以後、YOSHI-HASHIやYOHなど後輩レスラーと組み6人タッグ戦線で活動することで、伸び悩んでいる後輩を引き上げる役割を担っている
・それでも、本来であればシングル戦線で実績を残したい…という気持ちは消えていない
…とまあ、一言でいえば「中堅レスラー」なんだけどさ。
なんかこう、若手の頃「こいつは期待できる!」「こいつは伸びる!」って言われて、なんか佳作くらいの実績は残すんだけど、もっとできるやつに先を越されて、結局40手前で主任やってる自分と、いまの後藤って…すっごい重なるのよね。
とまあこんな感じに、プロレスって大河ドラマだから。
いかに選手に感情移入できるかが大事よね。
こんな事を日々ぼんやり考えてたんだけど。
去年から、息子もプロレスを好きになってくれたから、今年のG1は息子と一緒に追っかけてる。
自分の息子が自分と同じものを好きになってくれるの、嬉しいねえ。
ちなみに、息子の好きな選手は鷹木信悟。理由は『強いから』。
まあ、今はそうだよね。うんうん。