67日目 猪木プロレスと、次の新日両国大会と
猪木さんへの思いを吐き出したら燃え尽きました。
しばし、NJPWワールドで猪木さんの試合を見る日々。
全盛期を見てた世代ではないし、所謂『三銃士世代』の僕にとって、バリバリの昭和プロレスはあんまり馴染めない。
でも、勉強のつもりで見始めると、プロレスの予定調和を崩すために色んな工夫をしてることに気付く。
ロープブレイクに気づかずに3カウントを叩いてしまい、再試合になったり。
絶対勝つべき選手がコロッと負けちゃったり。
無気力な外国人レスラーがその場で思いっきり制裁食らったり。
なにより猪木さん自身の表情。
痛みが伝わる…とか、気合が入ってる…とかそういうレベルじゃない。
喜怒哀楽が表情で全部伝わってくる。
いや、基本的にはずっとピリッとした表情なのよ?なのに、感情がハッキリ伝わってくる感じ。
これはなかなか今の選手では出せないなあ…。
よく、現世代に対して「怒りが足りねえ」「怒ってみろ!」って言ってたけど、これって言葉そのままの意味ではなく「リアルな感情を吐き出せ」って事だったんだろうと思う。
まあ…やっぱり引退後の猪木さんを見ている期間の方が長かった身としては手放しに褒めてばかりという気にもなれないけど…。
さてさて、そんな猪木さんが作った新日本プロレスが週明け10.10(ジュッテンジュウ)両国大会だ。
まさに「今のプロレスファン」であるうちの息子(小5)は、タマ・トンガの世界ヘビー奪取に期待しているようだが…まあ、難しいよね(汗)
予定調和が崩れる瞬間を見たいけど…予定調和を予定調和として楽しむのもプロレスの楽しみ方。
今回は、試合結果ではなく内容を楽しみたい。
ああ、気づけば今年も残り3ヶ月。イッテンヨンもあと少しじゃん。
楽しみー。